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応援コメント

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10代の女の子たちの間でも
OCを自由に語れる存在にしたい

上村茂仁 先生ウィメンズクリニック・かみむら 院長

私がOCを積極的に勧めるようになったのは、オフィスや学校へ、生理痛で倒れてしまった患者さんの往診に行くようになったことがきっかけでした。点滴や注射といった従来的な治療に加えて、OCを勧めてみたときのこと、患者さんには、生理痛の症状の著しい改善が見られたのですが、「先生、どうして今までこれを教えてくれなかったの? 我慢し続けてきた私の10年間を返してほしい」と、逆に当人から激しく責められてしまって…。この時初めて、彼女たちの人生がそこから変わっていくのを目の当たりにし、いかに多くの女性が生理痛の悩みを抱えて日々を過ごしているかという現実を知らされることになりました。

OCの有効性は、最近でこそ女性誌などにもよく取り上げられるようになって、少しずつ市民権を得てきているように感じますが、実際の利用者はまだ2%以下です。そこで私自身は、もっと若い中学生・高校生の頃から、OCについて自由に語れるようになってほしいと考え、地域社会の中で、その「場」作りを積極的に進めています。たとえばBBS上でOCの経験者が未経験者にアドバイスしたり、カップルで来てもらって、お茶を飲みながら話ができるイベントカフェを開催したり、携帯メールを使った悩み相談を行ったりと、いろいろな試みです。地道な活動ですが、少しずつ理解の輪を広げていけたらと思っています。

OC for me!キャンペーン開始を機に、メディアなどでもOCのことが取り上げられるようになり、「雑誌で見たよ」と言ってくれる人が確かに増えているという手応えがあります。これからも、口コミでさらにこのキャンペーンが広がっていくことを期待したいですね。

5月12日(土)13:30~/岡山市デジタルミュージアム講義室 上村先生の企画により、高校生を対象にした「ライブトークイベント」が開催されました。

岡山市周辺の高校生を中心とした参加者が一堂に集まり、OCの紹介ビデオを観たあと、10~20代のOC経験者3人がステージに上がって、客席の後輩たちに直接語りかけるというイベント。
マイクを手に「OCって怖くないよ」「自分の体を大切にしよう」「親を説得してでも処方してもらうべき」と自分のリアルな体験談を語るスピーカーに、客席の反応も熱く、OC未経験という参加者のほぼ全員がイベント後のアンケートに「私もOCの相談に行きたい」と記入していました。
「ふだんはインターネットのBBS上で行われていることですが、このように会場を借りて、イベント形式で行ったのは初めて」と上村先生。医療側から一方的に伝えるのではなく、子どもたち同士の情報交換が特に大切だと語ります。これからも内容をより充実させ、続編を計画中とのことです。

< 2007年6月掲載 >

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